諦念とか妥協とか大事
夢を諦めるな!とか妥協するな!とかあまり簡単に言うことじゃないと思う。あなたは夢を諦めたことがないのかと思う。
少し前のアメトークで「文句言いたがる芸人」の中で小藪さんが「子供らに言うとくけど、夢なんか絶対叶わへんからな!!」と言い切ってしまっていたのを見て痛快な思いがした。
起業家もすごい、投資家もすごい。部長、役員、社長もすごいと思うけど、おそらく子供の時に明確に今の立場を描いていた人は1%もいないのではないかと思う。全ては結果論。日経の「私の履歴書」読むとよくわかる。
だからこそ小学生の夢をそのまま叶えたイチローとか松坂、ダルビッシュ、マー君、本田の凄さが際立つのでしょうけど。
宇多田ヒカルは小学生の時にNY?に移住して、中学生でデビュー。
同世代だった僕は当時、驚きとともに親友のIと「俺ら、中学の時にNYに行くとかいう選択肢を考えたこともなかった」ということを言い合っていたのを思い出します。
全ての結果は「才能×環境」と思っていますが、環境80%の部分があるのではと思っている。
その環境を作るのも自分の才能で、なかなか難しい部分があるけれど。
環境のせいにしてはいけないけど、環境のせいもあるよねというジレンマ。親の影響で海外で生まれたらそりゃ100万円かけて留学せずに英語も話せるよねとか。そこは自分の努力ではどうしようもないとか。
日本に生まれたからこそできることもあるし、偉そうに言えることってたくさんあると思いますねん。
願わくばいつの年齢でもある程度の柔軟性を持って、生きていきたいな、と。
冒頭のようなセリフを拒否する新世代がニートとかフリーターになったりもしてて、「しっかり生きる」というのが難しい時代でもあり、なんらかの軸が無いと厳しいよねとは思うけど。
自分を変える法則として有名なものを。
人間が変わる方法は三つしかない。一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの要素でしか人間は変わらない。
もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。かつて決意して何か変わっただろうか。行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。
そして時間、場所、友人の中でどれか一つだけ選ぶとしたら、時間配分を変えることがもっとも効果的なのだ。
流れ流される人生を送ったとしても、この思いを持っていれば、ある程度どんな状況でも生きられるのではと感じている今日このごろです。