べーたばん

32歳、春。

コミュニケーション能力

Facebook上であるやりとりを見たので、忘れないうちに書いておこう。

コミュニケーション能力の有無というのは、とかく「よく話すやつ」「よく弁が立つやつ」が高いという勘違いのもと、語られることが多い気がする。

政治家、弁護士、サークル代表、会議での発言量が多い人…

一般的によく話すポジションが偉い、すごいと思われがちだが、それは違う。(当然、例外もあり、上記のなかでも立派な人は多い)

コミュ力高いというのは、「受け手のことを思い、立場を考えて、いかにその場その場で適切な言葉を紡ぎ出せるか。」ということに尽きると思う。視点は発信者でなく受信者。

例えば、人が悲しんでいる時に黙って話を聞くこと。あえて言葉を出さない。コミュ力高い。

ツッコミが欲しくて、年上の先輩がボケた時、「お前ちょっと黙れや!笑」という年下からのツッコミ。コミュ力高い。ここ、敬語になると少し弱い。

この間、面白かったのは、ある会社でマーケティングを担当していて、自分がいかにマーケティングに長けているかを延々と語るアラフォーがいたこと。

相手が欲することを追求するマーケティングの本質が全く出来ていなかった。

俺は「早く帰りたい」というポテンシャルニーズをいち早くキャッチして欲しかったのに。(とにかく横文字が多かった)


有吉が売れて、品川が嫌われる。

有吉は受け手(視聴者)のことを考えて最適解を導き出す。時に自分の立場が危うくなろうが先輩の悪口を言う。なぜなら、受け手が一番面白いと感じると思うから。

対して、品川にはその観点はなく、自分がオイシイかオイシクないかで発言する。すごい周り見てる。

これがわかりやすい、最近の最も顕著な例かと思います。

ペコペコ敬語ばかり使うのも違うし、勘違いして横柄にベラベラ話すのも違う。

信頼関係があってこそのコミュニケーション。コミュニケーションあってこその信頼関係。ニワトリタマゴ。故に繊細な感情が必要なんだと思う。

なので、基本的には女性の方が長けていて、それも「私なんてあがり症でみんなの前でうまく話せないんですー」なんて言っている人間にはかなわないと思う。何故なら、受け手のことを一生懸命に考えるから。
(そして完全なる偏見ですが、そういう能力高い女性の方が結婚してそのまま家庭に入るようなケースが多いように思う。残るのはグイグイ系。もったいない。)

自分で書いてて、なんと奥が深いのだと思ったので、これからも有吉目指して精進します。笑

まずはしっかり嫁とコミュニケーションしないと。。