体育会系について
今時、多少時代錯誤な感もあるんですが、やっぱり体育会系の人間て優秀やと思うんです。
改めてスポーツと仕事て似てるなーと。
仕事やる中で、どうしても1人でやらなあかん状況は生まれるし、とはいえ周りに助けを求めないとどうしようもない状況も生まれるし。
なんで1人でボール持ってるねんと。
野球はチームスポーツとか言われるけど、投手対打者はタイマンで、打てなければ自己責任で。そこは助けもないんで、チームスポーツじゃないと思う。
ただ、サードゴロをボール持ってタッチしに行くやつはいなくて、それはファーストに渡さなあかん。キャッチャーはピッチャーの顔色を常に読まなあかん。
サッカーとかラグビーとか、1人で突っ込む場面もあるけど、そんな場面の方が珍しくて、普通はフォローがはいる。周りもフォロー来てることを教えてあげる。
ただ、人に頼りすぎてパスをぐるぐる回すだけやとそれも違う。
体育会系なそういう、自分でも責任感を持ちながら、周囲に助けを求めないといけない場面、メンタルの切り替えが早いというか。行くわ!と頼むわ!がわかりやすいというか。
そこはレギュラーとかベンチとかはあんまり関係は無くて、ただ、レギュラーの人間は当事者意識とかキャプテンシーというのが圧倒的に違うくて、その違いが大きいと思うけど。
あと全国レベルのチームか一回戦負けのチームかでも違う。前者で補欠と後者でレギュラーなら、個人的には全国レベルで補欠のほうがいい気がする。環境で鍛えられるから。
水泳とかゴルフとかの個人競技は多少違うんかも知れんけど、孤独な戦いの中でモチベーション高める能力とかはすごいねやろなというのは想像つく。セルフコントロールがすごい。
スノボのハーフパイプとかもそうかも。
あと、非体育会系がしょっちゅう勘違いしてるのが、体育会系は「うるさい」とか「ロジカルでない」とか「飲み会は騒ぐ」とか「全員泥酔する」とかそういうのよく聞くんですが、全然わかってないす。
うるさいのも知ってるし、ゲーム中にロジカルとかありえないし、飲み会も当然騒ぐんですが、逆にそれを自覚してるからこそ非体育会系と会う時は襟整えます。
それこそ店出禁とかなると出場停止やし。タテ社会なんで、泥酔とかできない。泥酔してるおっさんとか見ると何してんねんと思う。
一部そんなこと気にせず、そのままもいるけど笑
逆もあるしね。賢ぶって全然賢くないやつとか。
なんというかなー、自分は体験としてある程度持ってる思いを未体験な人に伝えるのは非常に難しい。
コーチングとかいうの習ってみたいな。